子供たちには難しいかな?
和楽器というと大人でも難しいイメージがありますよね。
そうなると子供たちにとってはちんぷんかんぷん??
どうなんでしょうか。今日はその辺りを探って行きたいと思います!
サクラトーン 代表
湯浅 大吾
Daigo Yuasa
NHKの番組作品も担当し、幼稚園や保育園を巡回公演する人形劇団「劇団ちろりん」に在籍していました。通算1000回以上の幼稚園・保育園公演、述べ10万人を超える子供達に演目をお届けし、現在は幼稚園や保育園に和楽器コンサートをお届けする「サクラトーン」主宰を務めております。幼稚園イベントアドバイザーとして皆様にお役に立つ情報をお届けします!
目次
子供たちも大盛り上がり!
和楽器のイメージ = 難しそう・・・
少し前までは和楽器というと伝統的なイメージからか難しそうなイメージがありましたが、最近ではテレビやネットの動画などで頻繁に登場して、若い方々もめざましい活躍がみられます。
しかしながら、さすがに幼稚園や保育園等の小さい子供たちには難しいかな・・・
という声はよくお聞きします。
そうですよね
わかります!
実は演奏する張本人の私もそう思っておりました!(笑)
和楽器だけのコンサートとなると、やはり飽きてしまったり、最後まで観られないかな・・・
と思い、人形劇やジャグリング等のコラボで構成して飽きさせない工夫が必要かなと考えていたんです。
和楽器だけのコンサート
でもその前に、和楽器だけで構成したコンサートを企画。
どの様な反応があるか、楽しみと心配でわくわくドキドキしておりました。
しかしながら・・・
始まってみれば子供たちは最後まで夢中で観ていてくれて、終わりの曲目が来ると
「え〜、もう終わりなの〜???」
という声まで聞こえました。
これにはまわりの幼稚園の先生もビックリ!
私たちもさらにビックリ!!!の出来事。
どうしても大人は、私も含めてその世界にいる人間は特に難しい部分を見てしまいがちですが、
そもそも同じ音楽のひとつ、子供たちにとっては先入観無く「音楽」として楽しんでいてくれたのでした。
難しい曲はいたしません!
もちろん、大人向けのコンサートと同じ事をしていたら子供たちは飽きてしまします。
大人だって飽きる時もあるでしょう(笑)
極力難しい、長い楽曲は避け、でもその大切なエッセンスは無くさない様に曲目を構成致しました。
ジブリのテーマ曲や幼稚園歌も!
スタジオジブリの映画テーマ曲やアニメソング、その他いつも歌っているお馴染みの曲目等を和楽器でアレンジして演奏。
幼稚園の園歌も演奏させて頂いたり、いつもと違う音色やリズムに子供たちは釘付けになってくれます!
そしてその様な曲目の中に伝統的なエッセンスを取り入れた曲目があるからこそ、真新しい体験として受け入れてもらえる、そんな気がしています。
一緒に参加しよう!
やはり、ただただ受け身で聞いている事だけでは飽きてしまします。プログラム構成として手遊びを取り入れたり、手拍子で参加できる曲目をご用意しています。
そして「こども和楽器コンサート」の大きなの思い出になるのは「和太鼓体験」
今まで演奏していた和太鼓を今度は実際に自分で叩ける、子供達は大喜びです!いつもは「さわっちゃダメよ!」と言われそうですもんね(笑)
体験できる!
「体験」は学びというテーマにとっても大切な要素ですね!
和太鼓体験はとても好評で、コンサート終了後も太鼓をみんなで叩く真似をしたり、家に帰ってご両親や兄弟にその体験をお話しする子も多い様です。
「体験」が生み出す熱い熱量は、きっとお話しを聞いてくれた方にも強く伝わっているのでは無いかぁと思います。
大人もびっくり!?
初めて目にする和楽器、実は幼稚園の先生や保護者会の皆様にも多いかと思います。最近はメディアで見かける機会も多いですが、ライブでの演奏となるとなかなか出会う機会は残念ながら多くありませんね。
実際に体感する和楽器、それをノリノリで聞いている子供達を目の当たりにし、2度びっくりしてしまうかもしれません!
将来は介護施設と幼稚園、保育園の同時開催なんて出来たら素敵だな〜なんて考えています。
和楽器をもっと身近に
子供の頃に和楽器に触れて、体験して、当たり前になってくれると嬉しいなって思います。
その時は私たちも役目を終え、きっと新たな担い手が和楽器の世界を広げてくれる事を願っています。
「こども和楽器コンサート」興味を持って頂きありがとうございます。
お目にかかる日をメンバー一同楽しみにしております!